TUAT の SAIL 入試を受験しました
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本日9月27日に東京農工大学 工学部 知能情報システム工学科の SAIL 入試を受験しました。
この記事は2019-09-27 22:19:24に https://blog.at7s.me/article/9 へ投稿された記事のアーカイブです
どうも。
東京農工大学 工学部 知能情報システム工学科の SAIL 入試を受験しました
本日9月27日に東京農工大学 工学部 知能情報システム工学科の SAIL 入試を受験しました。
不合格の結果が見えているので、結果発表前ですが受験記を書かせて頂きます。
SAIL 入試とは
東京農工大学 工学部が実施している AO 入試で、SAIL プログラムと呼ばれる本科教育とは別に学部 1 年から研究室に関する活動などをするプログラム向けに、とくに課外活動が優れていてなおかつ数学の知識がある人をセンター試験免除で受け入れる入試です。
出願時に特別活動レポートと呼ばれる課外活動に関するレポートとそれを裏付ける資料やレポートを添付し、それらの内容をもとに一次選考を行います。
その後、特別活動レポートに関するプレゼンテーション・数学の知識についての面接などを二次選考で行い、最終的に優秀な者が合格するという流れになっています。
インターネットで調べても二次選考がどのようなものなのか分からなかったので、ぶっつけ本番で受けてきたので具体的な流れを以下に説明します。
二次選考の流れ
午前と午後で分かれているようです。僕は居住地が学校から遠いという事を考慮されて午後の1番目に受けました。
- 控室に集合
- 電子機器を預ける
- 受験前に志望動機やプログラミングの経験に関するアンケートに回答 表面は試験で選考に使用 裏面は学校についてどこで知ったのかなどの単なるアンケート
- 1 人ずつ順番に入試を開始
- 準備室に移動し、30 分で数学の問題を解く 大問は2つ、その下に設問が5つ程度
- 表は三次関数について、解を求めたり微分積分したり接線取ったりグラフを書いたり
- 裏は有限数列について、条件を満たす最小値や最大値を求めたり一般化したり
- 試験室に移動し、10~20 分程度で先程の数学の問題に関する質問についてホワイトボードに書きつつ説明する
- 別室に移動し、5 分程度でプレゼンテーションの準備をする
- その部屋で10 分のプレゼンテーションを行う その後、内容に関して質疑応答
- 別室に移動し、10 分程度で面接 内容は今までの試験についてどうだったかや、志望理由など 自分は学校を知った理由について深く聞かれた
- 試験終了、ここまで集合してから 2 時間程度
数学の試験について
微分積分を履修してないので普通に分からなかった。準備室で解いている時は泣きそうだった。
面接官の方はこちらの実力を探ろうと、ヒントを出してくる事がある。
問題が解けてなくても、考え方や基礎知識などを問われるので諦めない方がいい。
プレゼンテーションについて
プレゼンテーションだけするべき。無駄に過去の経歴などのスライドを挿れてあったが喋らないで終えた。
質問はプレゼンテーションの内容について書かれていない事が聞かれる。それ以外にも今までで一番ハマった問題なども聞かれる場合がある。
プレゼンテーションで話した内容が絞り込めていなかったので、質問しずらそうだった。
総評
事前に数学の問題が出るとは聞いていたが、思ったよりもボリュームがあった。
普通に授業を受けて学習していれば解けるような問題だと思われるが、履修してなかったり3年前の事だったりでボロボロだった。
このまま他の大学を受験しても正直受からないので、もう大学受験を諦めたいまである。
入試としてはかなり理想的と思われる形態なので、課外活動や自分で色々な活動をしていてなおかつ数学が出来るなら是非とも受験する事をおすすめする。
僕は駄目そうです。
思うこと
色々な事を思いました。
まず、何故今まで数学を学習しなかったのかという事をとても悔やんでいます。受験にはもう間に合わないかもしれませんが、知識として必要なので数学の学習は続けるつもりです。
そして、自分の進路についてなんでこんなにもしっかり考えなかったのかという事を後悔しています。
実は N 高等学校の編入時に必須ではない科目について履修するかどうか聞かれていませんでした。というのも、自分で科目を選択出来るというのを今年の夏頃に知ったからです。
担任に話しましたが、とくに毎年受講する科目について聞かれた訳でもなく、編入時に 2 年次と 3 年次の受講科目を決められた状態で通知されたので、そのあたりが非常に残念です。
自分で受講したい科目がある、という事を伝えられなかった事が一番悪いですが、自分で選択が出来るという事が学校側から伝えて貰えなかった事がとても残念です。
というか高専で履修した現代社会を N 高等学校でもう一度履修させられたのが一番謎です。まったく同じ教科書を使ってましたし。
高専を辞めなかったら良かったのかというと、それはまた違うと思います。
そもそも、大学進学を前提にするならば高専である必要は全くないですし、残っていたとして 1 年生の時に授業をまともに受けてこなかったのでどこかしらで躓くだろうなと思っています。
何故中学の頃の自分は将来をしっかりと考えなかったのか、高専の頃の自分は数学をしっかりやらなかったのかと何回も考えてしまいます。
本当に自分は大学という学問の聖地で学ぶべき人間なのか、分からなくなってしまいました。多分学ぶべきじゃないのかもしれません。
最後に
自分の考えが如何に浅はかだったのかについて気付かされたので、この受験は無駄では無いと思っています。
しかし、色々と悔いの残る受験でした。無計画な自分が憎いです。
まだ受験は続きますので、引き続き頑張りたいですが、心が折れそうです。
10 月 8 日に結果発表ですが、翌日の速達を待つ事にします。
今回の受験について協力していただいた皆さんには心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
結果 2019/10/09 追記
落ちてました、当たり前ですね。
提出したレポートや、プレゼンテーションのスライドなどは用意が出来次第公開します。