最近はカートで走っている
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最近の趣味としてカートで走るというのをやっている
カートといっても遊園地のゴーカートと違って200ccの最高速度は40km/hにもなる本格的なカートに乗っていて、友達と混走しながらタイムアタックをしている。
通っているのはハーバーサーキット幕張新都心店というところで、イオン幕張新都心の使ってない駐車場をカートのコースに仕立ててある。といっても中身は本格的で、コースには凹凸がほぼなくてバリアもしっかりしてるしヘアピンもあって、おまけに立体交差まで用意されているという大変豪華なものになっている。
しかも自動でタイム計測をしてくれてコース内の電光掲示板にリアルタイムに反映されるので、今自分がどれぐらいのタイムで走れているのか、他に走ってる人は何秒くらいなのかが走りながら分かるようになっている。
なお系列店にハーバーサーキット木更津店もあるのだが、こっちは遠い上にコースがデコボコしていて走っていてつらい(もともと別会社が運営しているコースを改変したらしい)ので1回しか行っていない。
最初のころは41秒台で周回遅れにさせられるわでしんどかったが、行けば行くほど上達してタイムを縮められていて、この記事を書いているタイミングでは34.105秒でグレードSBになれた。
ちゃんとじわじわタイムを縮められていてとても楽しいし、まだまだ詰められるポイントがあって飽きないのもおもしろい。
ただし世田谷在住なので幕張は普通に遠く、今は原付で船橋までいって友達と合流してそこから友達の車やバイクに乗せてもらっているが、船橋までですら1時間半ぐらいかかるので果てしなさすぎる。
しかも結構お金がかかっているのも厳しい。普通に走ると1回の走行で6分2500円なのだが、13000円の8回券を買って6分1625円まで抑えている。また4500円で18分や5500円で24分走行できるチケットもあるので、それを活用してなんとか安く済ませようとしているが、時間当たりのコスパで考えるとそれでもそこそこ行くので頭が痛い。
といっても1~2週に1回、週末走りにいくという感じなのでまだなんとか耐えてはいる、のかな…
蛇足: 速く走るために
156周も走るとどうしたら速くなるのかが分かってきており、今後はそれをどれぐらい実践できるかによってタイムを縮められるかという感じになってきた。
とにかく速度を維持しつつ良いラインで走るのが重要で、コーナーのインを重視して速度が落ちると戻すのに時間がかかってタイムが伸びないというのがある。
速度を維持するためには、漠然とコーナーのインに寄るのではなく、なるべくハンドルを切らずにインに寄れるように事前にアウトに振っておき、ハンドルを切る前に減速を終わらせ、コーナーの最中ではタイヤが滑らない程度にアクセルを吹かす、というのが速く走るために自分がやるべき事だと認識している。
というのも、タイヤが滑ると車体の挙動が不安定になって速度も落ちてしまうのでとにかく回避する必要があり、タイヤが滑る要因はタイヤの摩擦力が限界を越えてしまうから。加速しながらハンドルを切ったり、減速しながらハンドルを切ったり、大きくハンドルを切ってしまうと、タイヤにかかるベクトル量が摩擦力でカバーできる限界を越えてしまい、結果としてスリップしてしまう。
そのため、スリップしないようにするために摩擦力の限界ギリギリまでのベクトルしか与えないように、ハンドルを切りすぎず、ハンドルを切っている時に大きく加速や減速をしないようにライン取りをする必要があるというワケ。
ハンドルをできるだけ大きく切らずに走るためには、大回りをしなければならない。という訳で、カーブではギリギリまでアウトにつき、ゆっくりハンドルを切ってコーナーのインをつき、ゆっくりハンドルを戻しながらまたアウトにつく、というライン取りをすることになる。こうすればハンドルの切りすぎてスリップすることはないし、ハンドルを大きく切っていないので摩擦力に余裕があるためより速い速度でコーナーを抜けることができる。
じゃあこれをすぐ出来るかと言われると全くそんな事はなく、実際のコースは複数のカーブが複合しているので単純にアウトにつけば良いという訳でもないし、そもそもスピードが速すぎてバリアぎりぎりまで寄せるのが怖いというのもある。
なので、練習あるのみという事なんですね~


